この対談ではコンサルタント部署のマネージャの中村さんとそのチームメンバーの寺尾さんに同席してもらいました。

まずはお二人の入社の経緯を教えてもらえますか？

中村：
私は前職がIT系企業でした。その後、「お金」に関する仕事を通して人助けや社会貢献をしたいと思い、金融業界への転職を模索していました。そのようなときに、以前同じプロジェクトに参画していた井上社長から声をかけていただきました。井上社長から転職に関するアドバイスをもらったり、意見交換したりする中で、Ｇｒａｎｔのことも知るようになり、「人に貢献できる人になりたい」という私の想いは、金融業界だけではなくＧｒａｎｔの理念の中で実現できるのでは、と考えるようになりました。またＧｒａｎｔには尊敬できる人が多く在籍していることもあって入社を決めました。

寺尾：
僕は知り合いからＧｒａｎｔのことを聞いたのが転職のきっかけでした。一番の決め手は、井上社長の人柄です。代表ってすごく大変な立場だと思うのですが、井上社長は本当に社員一人ひとりのことを考えているのが伝わってきました。企業は大きくなるほど個々を正しく評価しづらくなるものですが、きっとＧｒａｎｔならどれだけの規模になっても社員をしっかり見てくれるだろうと感じたからです。

お二人はもともと面識があったんですか？

寺尾：
直接の面識はありませんでしたが中村さんの名前だけは聞いていました。

中村：
僕も同じです。それに前職時代は「寺尾という若いけど優秀な人がいる」という評判を耳にしていました。だから寺尾さんがＧｒａｎｔに入社すると知ったときすごくうれしかったことを今でも覚えてます。

寺尾：
そんな話があったんですか！うれしいです。

中村さんは入社から約1年、寺尾さんは約半年になりますが、実際にＧｒａｎｔで働いてみていかがですか？

寺尾：
社員全員、元気すぎます（笑）。仕事が大変でもみんなとても明るいので、自然とこちらも元気になるというか。それもただ元気なだけじゃなく、仕事に対する熱量が高いし、すごく真面目なんです。僕はＧｒａｎｔで最年少ですが早く先輩方に追いつきたいな。負けてられないなって思いますね。

中村：
本当にその通りで、みんなポジティブで明るい。井上社長をはじめとするトップの人たちがとてもポジティブなので、それが会社全体の雰囲気として伝わっているんだと思います。

Ｇｒａｎｔではチームのことを「ラボ」と呼称しそれぞれテーマを決めて活動していますが、中村さんのラボの活動について教えてください。

中村：
私のラボでは毎週ラボ会を開催しています。各メンバーの工数状況をチェックするほか、週の業務の振り返りや次週の予定を共有し、メンバー間でアドバイスしあえる環境をつくっています。この他に月1回で”3KM”の振り返りも行っています。、”3KM”とは、”「会社における個人」「家族における個人」「純然たる個人」という3つのＫをマネジメントする”という意味合いから作られた言葉で、Grantが大切な指標としているものの一つです。この“3KM”の視点から、目標に対する進捗を確認し合うことで、なりたい理想の自分に近づいていきます。

寺尾：
中村さんをはじめ、メンバー全員が僕にとって尊敬する先輩ばかりなので、ラボの活動を通じてみなさんの働きぶりや考え方を学ばせてもらっています。また、一人体制で動く案件を抱えていても、ラボがあることで周囲と課題を共有できるので、「絶対に一人にならない」という安心感も大きいなと思っています。

中村：
それぞれのメンバーが自身の案件の状況などを積極的に話題に出してくれていて、経験の長いメンバーが中心となって具体的なアドバイスを言い合っています。私自身も自分では気づけなかった視点に気づかされることも多く、目標の実現や成長につながるいい機会になっています。

寺尾：
僕は社会人歴が浅いので、先輩の意見を聞けるのはありがたいです。今の仕事だけでなく、いつか直面する課題に対しても「先輩ならこう考えるんだろうな」と学べるのでとてもいい経験になってます。。“3KM”についても、目標を立てること自体は誰でもできると思いますが、掲げた目標に対して行動できているかをみんなで報告し合う機会を設けてもらっているのは、とてもありがたく感じています。

中村：
そう思ってくれて率直にうれしいです！
これからもお互いに自分たちのラボも、会社も一緒に盛り上げていきましょう！

ラボの活動を行うにあたり、心がけていることはありますか？

中村：
私はラボのリーダーとして、メンバーの成長を促せる存在になれるよう心がけています。またなんでも相談できるような、心理的安全性が高いチームを目指しています。声を掛け合い、可能な限り一人ひとりに目を行き届かせるようにしています。

寺尾：
僕は思ったことをそのまま発言するようにしています。いろいろ考えた末にだんまりするより、自分の意見を素直に伝えたほうがラボの活動としてプラスになり、自己成長にもつながると思っています。

中村：
そう思ってくれてとてもありがたいです。10人いれば10人の考え方がありますし、まず素直な考えをシェアしてもらい、ディスカッションし合えるのはかけがえのない時間です。

寺尾：
僕はまだメンバーの一人に過ぎませんが、時折「自分がリーダーだったらどうするか？」を心の中で想像しています。何を考え、どう行動すべきか？と。でも、中村さんが提案する内容には到底敵いません。自分は「まだまだだな」と思うと同時に、「やっぱり中村さんはカッコいいなぁ」と思います。こんなこと普段は面と向かって言いませんが、今日は素直になってみました（笑）。

中村：
はじめて聞きました（笑）。僕自身ラボリーダーという役職にとても成長させてもらっていると感じています。

これまでのラボでの活動で振り返ってみて、いかがですか？

中村：
メンバーはみんな協力的ですごく助けてもらっています。おかげでラボ結成時からどんどん活動も活発になっています。

寺尾：
僕個人としてはリスク管理のスキルが磨けていると実感しています。さまざまな案件や課題を見聞きし、定められた期限から逆算して行動する大切さを学ぶうちに理解が深まったと思います。

中村さんと寺尾さん、お互いについてそれぞれどのように思っていますか？

（中村さんから寺尾さんに対して）

中村：
寺尾さんは前評判通り優秀です。できないことがあまりなく、そつがない。1いえば10理解できるし行動力もある。そういう力を備え持っています。

寺尾：
なんだか恥ずかしいです（笑）。でも今後もどんどん経験を積んで先輩を助けられる人になりたいので、今の中村さんの印象で満足しないように気を引き締めます。

中村：
Grantにはいろいろな先輩がいます。寺尾さんにはこれからたくさんの先輩と仕事をしていく中で、自分の仕事の軸を見つけていってほしいと思っています。

（寺尾さんから中村さんに対して）

寺尾：
中村さんは本当にカッコいい人ですし、僕が目標としている人でもあります。いつもたくさんのタスクを抱えていますが疲れたり辛そうな素振りを見せず、むしろ他人を気遣うんですよね。ネガティブなオーラが何一つなくて。僕が中村さんの立場だったらそのような対応ができるのだろうか？心が折れちゃわないか？って心配になります。

中村：
井上社長を筆頭とするポジティブなスピリットみたいなものが社内に浸透しているんだと思います。あと寺尾さんは愛されキャラで、どのお客さんでも受け入れてもらえるところがありますよね。雰囲気もかわいいし（笑）。そこはうらやましい。

寺尾：
褒め言葉としてありがたく受け止めます（笑）。こうしてお話していると、まだまだ僕は中村さんのことを深く知っていないことに気づかされました。今度ご飯を食べにいきましょう！

お互いのことをより深く知ったところでこれからの話に移りますが、今後ラボではどのように活動していきたいですか？

中村：
他のラボのお手本になるようなラボに育てていきたいです。自分たちが先導して啓蒙するくらいになれたらいいですね。それが私自身やGrant全体の成長につながるものだと信じています。

寺尾：
具体的な施策は思いついていませんが、僕ももっとラボを活発化させるようなアイデアを企画していきたいです。

最後に個人的な目標を教えてください。

中村：
M&Aした会社の業務に携わるのが僕の野望です。人生は一度きり。ITコンサルタントだけで終わらせたくないという想いがあって、M&Aを実施した企業であればまったく畑違いの分野でも参画できるチャンスがあるはずです。社長のポストも空いてくると思うので、機会があればチャレンジしたいなと思っています。

寺尾：
ひとつのことを完璧にマスターするのもすばらしいですが、一カ所に留まるのではなく、幅広い分野で活躍できるようになりたいです。新しい案件が飛び込んできても「この人に任せれば安心」と思ってもらえるような人材になりたいですね。そのためにも、これからも色々な知識を吸収していきたいと思っています。

休みの日は愛犬のノア君と色んなところにお出かけして過ごしています。

最近のマイブームは週1~2ペースで友人とご飯屋さん巡りに行くことです！